MA0308-B
Operation Guide ITM-700J
各部の名称と表示の見方
電源について
●本機は時計用に単2 形アルカリ乾電池を2 本と温度・湿度計測
用に単3 形マ
ンガン乾電池を1 本使用しています。
●乾電池はできるだけ“カシオ指定の電池”または同
●本機を長期間ご使用にならないときは、電池を取り外して保管してください。
等品
をご使用ください。
分針
お願い
機種により付属の電池を製品
耗を防ぐために、電池部分に「絶縁シート」をつけておりますので、ご使用の
に必ずこの「絶縁シート」を抜き取ってください。
時針
秒針
電池
に入れて出荷しております。この場合は、電池消
前
操作部
リセット
ボタン
セット
デモボタン
■ 電池交換のしかた（電池は全て交換してください）
時報ON／OFF
スイッチ
(1) 本機裏面
側
にある古い電池を取り出します。
(2) 新しい電池の を間違えないようにして完全に押
リセットボタン
(3) 電池交換後リセットボタンを押します。
,.
し込みます。
音量スイッチ
ボタン
※ 機種により形状等が異
なることがあります。
WAVE（ウエイブ）ボタン
＜ご注意＞
時刻セット
ボタン
,.
● 電池の
● 電池が消耗しますと誤動作（リセット・時刻狂いなど）や液晶
計の場合「時計が遅れたり」「針が止まったり」します）。このようなときは長時間放置せず、速やかに新しい電池と交換
してください（定期的な交換をおすすめします）。
● 付属の電池は充電式ではありません。絶対に充電しないでください。
の向きは正しく入れてください。
TIME SHIFT（タイムシフト）ボタン
表示が「薄くなったり」「消えたり」します（アナログ時
●デジタル表示の見方
1
2
3
時刻セットボタン
現在時刻などを合わせるときに使います。
● お買い上げ時に付属している電池はモニター用電池*のため、記載の電池寿命（約1年）よりかなり短いものとなってお
ります。新しい電池に交換する際は「アルカリ乾電池」を使用することをおすすめします（時計用のみアルカリ電池）。
WAVE（ウエイブ）ボタン
温度
湿度
月
日
曜日
押
すと電波受信を行ないます（手動受信）。
*モニター用電池とは時計の機能や性能をチェックするための電池のことで、時計本体価格に電池代は含
※ 電池は幼児の手の届かない所に保管してください。万一飲み込んだ場合にはただちに医師と相談してください。
※ 電池が液漏れを起こした場合は液に触れずにすぐにふきとってください。
まれておりません。
●温度・湿度表示について
セットボタン
温度・湿度表示は時計に内蔵されているセン
現在時刻などを合わせるときに使います。
サーにより、時計内部の温度・湿度を計測
／表示
するものです。そのため、急激な変化が起きて
も、その温度や湿度を表示するまで（時計内部が
押
すとセット状態が切り替
わります。
4
リセットボタン
その温度や湿度と同
じになるまで）約30分程度
時報機能の使い方
電池交換後必ず押
します。
かかります。
なお、計測機能上、本機を冷・暖房器具の送風口
の近くで使用しないでください。
★温度表示は16秒ごと（電池を入れてから15秒
5
TIME SHIFT（タイムシフト） ボタン
時報機能をONにすると午前
7：00から午前
12：00
までの毎正時（18 回／日）に報知を行ないます。
時報音はチャイム音と鳥の鳴き声があります。
●時報音の切り替え
タイムシフト機能を使用するときに使います。
本機裏面
の時報ON／OFFスイッチで時報音の切り替
6
デモボタン
えができます。
間は3 秒ごと）に計測
した温度を表示します。
押
すと時報音をためしに聞 くことができます。
※－50℃未満は“LO”表示、70℃を超えると
“HI”表示となります。
を行ないま
すが、本機の温度保証範囲外となります。
●時報の ON ／ OFF
OFF
CHIME
BIRD
7
時報 ON ／ OFF スイッチ
本機裏面
の時報ON／OFFスイッチで切り替えます（時
時報はな 時報がなります。 時報がなります。
※0℃未満、41℃以上でも温度計測
時報の ON ／ OFF および時報音を選ぶことができ
の鳴き声）。
りません。 音はウエストミンス 音は7種類の鳥
の鳴き声からラ
報マーク点灯）。
ターチャイムです。 ンダムに選ばれます。
ます（チャイム／鳥
★湿度表示は16秒ごと（電池を入れてから15秒
＜時報OFF＞
＜時報ON＞
間
は3 秒ごと）に計測した湿度を表示します。
8
音
量スイッチ
時報ON／OFF
スイッチを
鳥
アカショウビン、カッコウ、コルリ、ウ
グイス、クロツグミ、ホオジロ、イカル
の種類
時報ONマーク
※10％未満は“LO”表示、95％を超えると“HI”
表示となります。
時報の音量を 3 段階で選べます。
スライドさせる
●時報音量の選択
スイッチをOFFの位置に
します。
スイッチをCHIMEまたは
BIRDの位置にします。
時報の音量を3段階で選べます。本機裏面
の音量スイッ
チで切り替えます。
●時報をためしに聞くには
本機裏面
のデモボタンを押すと時報を 1 回聞 くことが
できます。
1
Operation Guide ITM-700J
タイムシフト機能の使い方
5 本機を取りつけます
(2) セット表示のとき時刻セットボタンを使って、ずら
※受信
の様子を見た場所とお掛けになった場所で、電波受信
に差が出る場合
本機は電波で受信
した時刻を基にして表示する時
したい時間をセットします。
があります。
刻をずらして使うことができます。
以下の場合などに便利です。
＜時計の掛け方について＞
＋側 を押
すと数字が進みます。
●ネジを垂直
な梁が通っている壁面
または柱にしっかりネジ込みます。
例・ 受信した時刻より時計を 10 分進ませて使い
たい場合
●下図の様に時計を正しい姿勢で取りつけます。
－側 を押
すと数字が戻ります。
・ 時差分をずらして海外時刻を表示させたい
場合
※押し続けると早送り／戻しができます。
垂直
な梁が通っている壁面
または柱
※ずらせる時間
～＋ 23 時間59 分の範囲になります。
※セットは1 分単位です。
は現在の時刻より－ 23 時間59 分
●シフト時間のセット
(1) 通常表示の時、TIME SHIFT（タイムシフト） ボ
タンを約2秒間押
し続けます。表示が以下のように
わります。
(3) セットが終わりましたら TIME SHIFT（タイムシ
1cm
壁材
図は機種により
切り替
フト）ボタンを押して通常表示に戻します。時刻は
形状が異
なるこ
＜通常表示＞
＜タイムシフト表示＞
セットした時間分だけずれて表示を行ないます。
とがあります。
※タイムシフト表示ではTIME SHIFT マークが点
灯します。
※セット状態で表示を点滅したままにしておくと、
約 3 分後に自動的に通常表示に戻ります。
時刻の合わせ方
タイムシフト機能のON／OFFは以下のようにな
ります。
(2) 時刻セットボタンを使って、現在時刻などを合わせ
●デジタル時刻の合わせ方
ることができます。
ONの場合
電波受信により、時刻修正できないときに以下の操
・タイムシフト時間
がセットされている。
・TIME SHIFT マーク点灯。
作を行なってください。
＋側 を押
すごとに
以下の操作で時刻を修正すると、修正後24時間
は
点滅箇 所の数字が進みます。
TIME SHIFT（タイムシ
TIME SHIFT
自動受信は行ないませんのでご注意
ください。
OFFの場合
フト）ボタンを約2秒間
し続けます。
（タイムシフト）
－側 を押
すごとに
押
ボタンを押
す。
・
タイムシフト時間がセットされていない（0：00）。
点滅箇 所の数字が戻ります。
・TIME SHIFT マーク不灯。
(1) セットボタンを押
して、セット表示（点滅表示）に
＜セット表示＞
切り替
えます。
※それぞれ押し続けると早送り／戻しができます。
●タイムシフト機能の解除
＜通常表示＞
解除は再びセット状態に切り替
を 0：00 にセットします。
TIME SHIFT マークは消灯します。
え、タイムシフト時
★年は 2000年～2039 年までセットできます。
★カレンダーはうるう年および大の月、小の月を自動判
別するフルオートカレンダーです。
～時報がONのとき～
～時報がOFFのとき～
間
TIME SHIFTマーク
★＜時刻セット表示＞のときボタンを押
して分を進めた
（戻した）タイミングで「00秒」からスタートします。
(3) セットが終わりましたら、セットボタンを押
して
＜時刻セット表示＞
＜月・日セット表示＞
＜通常表示＞に戻します。
※時刻を修正した場合はデジタル時刻に合わせてア
ナログ針が自動修正されます。
※セット状態で表示を点滅させている間
を行ないません。
※アナログ時刻の自動修正中（ マーク点滅中）に
セット表示に切り替えると自動修正は中断され、
通常表示に戻した後、再び修正が開始されます。
は、自動受
信
＜年セット表示＞
3
Operation Guide ITM-700J
電波時計について
●電波時計とは
●使用場所について
時刻情報
●電波受信
本機は「おおたかどや山標準電波
について
正確な時刻情
報［日本標準時］
本機は、テレビやラジオなどと同
様に、電波を受信
する
ものです。本機を使用するときは、「電波を受けやすい」
部屋の窓際などでご使用することをおすすめします。
以下のような場所では、電波受信しにくくなりますの
＜正しく受信
するために＞
をのせた長波標準電波（JJY）
○電波受信
できる場所でお使いください（「●使用場
標準電波送信
送信所」（40kHz）と「はがね山
を受信
することにより、正しい
所について」参照）。
所」（60kHz）の2
時刻を表示する時計です。
局より受信
しやすい方の電波を自
○本機を電波送信所方向に向けると、受信しやすく
で、このような場所は避けて本機をお使いください。
動的に選択し受信を行ないます
なります（本機に内蔵されている受信
アンテナと
日本標準時：日本の時刻のもとになるもので、テレビ
（自動選局機能）。通常は7 回 /日
電波送信所が垂直方向になるようにすると、最も
の時報などに利用されています。
電波受信
を自動的に行います（自
受信しやすくなります）。
この標準時は「セシウムビーム型原
波数標準器」等により制御されています。
子周
動受信
）。
最も受信しやすい設置のしかた
マンションやビルなどの鉄筋、
鉄骨の建物の中およびその周
高圧線、架線の近く
※1回の受信は約2～14分間（リセット直
後は約4～
辺
14分間）です。
電波時計は正確な日本標準時を受信
時計内部の時刻演算処理等により、時刻表示に 1
秒未満のズレが生じます。
していますが、
・時計表示部または裏面
を電波送
（ビルの谷間など）
※但し、窓ぎわで使用すると受
しやすくなります。
信
・金属板の上は避けて、できるだ
け窓際に設置する
所に向かい合うようにする
※受信
グ時刻の修正を開始します。修正中は マークが点滅
表示され、修正が完了すると点灯表示となります。
に成功すると、すぐに正しい時刻を表示し、アナロ
信
マーク…現在の時刻台に電波受信
が成功している
●標準電波
ことを表します。
標準電波は独立行政法人通信
総合研究所（CRL）が運用
田村郡の「おおたかどや山標準電波送
の境の「はがね
されています。
されています
中断されることもあ
乗り物の中
（自動車、電車、飛行機など）
家庭電化製品、ＯＡ機器のそば、
金属板の上
しており、福島県
（例：現 在 が午後2時35分の場合、午後2時
信
所」（40kHz）および佐賀県
と福岡
県
台に受信
成功していることを表します）
テレビ、スピーカー、ＦＡＸ、
パソコン、携帯電話など
山標準電波送信
所」（60kHz）から送信
（
）
※時刻台が変わった場合、または手動受
○受信
したりボタン操作をしないでください。なお、受信
中にWAVEボタン等を押すと、受信を中断します。
中（受信インジケーター表示中）に時計を動か
この標準電波はほぼ24時間
継続して送信
信
を行なった場合は消灯します。
が、保守作業や雷対策等で一時送信
マーク… 1日1回以上、電波受信
ことを表します。
（正しい時刻が表示されているかどうか
が成功している
ります。
＜ご注意＞
電波障害の起きるところ
工事現場、空港のそば、交通
量の多いところなど
山の裏側 …など
●電波の受信
範囲の目安
○時刻セットボタンを使って現在時刻を修正すると、
以後24時間自動受信は行ないません（ マーク
の目安になります）
条件の良いときは、送信
所からおよそ1000km離れた
することができます。
※ただし、約500kmを超えると電波が弱くなりますの
で、受信しにくくなることがあります。
（
）
場所でも受信
※
ただし、受信成功していても午前
2時と
は消灯します）。ただし、この間にWAVEボタン
午前3時になると一度消灯します。その
●受信
のしくみ
を押
して手動受信を行なうと、その時点で解除さ
後受信成功すると、再び点灯継続します。
れます。
※受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けた
り、季節や天候、使用場所、時間帯 （昼／夜）などに
よって受信
内蔵の「受信
アンテナ」
○電波受信
を行なわない間は、月差±30秒以内の
から電波を受信
できないことがあります。
送信
所
長波標準電波
精度で計時します。
※電波の特性により、夜間の方がより受信
しやすくなり
○電波障害
により、誤った信号を受信することがあり
ます。
受信
計内部で解読し、
時刻情報に変える
した電波を時
ます。
電波情報
〈送信
所の位置〉
解読
1000km
時刻情報
セシウム
子時計
時刻情報にもとづ
いて時刻修正
本機
原
時計内部
500km
おおたかどや山
（40kHz）
はがね山
（60kHz）
500km
1000km
4
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